労働判例〜賃金や賞与、退職金

非違行為、懲戒事由の存在を理由とする賞与不支給

ここでは非違行為や懲戒事由の存在を理由とする賞与費支給に関する判例を紹介しています。
その内容は、労働者の不正行為が発覚した場合や懲戒解雇処分、懲戒停職処分、重大な背信行為による懲戒に該当する場合の賞与の不支給などです。

非違行為、懲戒事由の存在を理由とする賞与不支給

従業員に不正行為があった場合には、賞与を不支給としても差し支えないか?

架空伝票を発行し、133万円余の不正支出を行った事実が、税務調査で判明したため、会社の対外的信用の失墜及び損害の発生を理由とする賞与の不支給は相当とされた事例(昭和61.10.23 東京地裁判決 I医科工業事件)判決の要点賞与支給慣行の存在被告会社では、前年12月11日から当年12月10までを評価対...

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懲戒解雇処分となった従業員には、賞与を不支給としても差し支えないのか?

経理部長が許可なく他社の代表取締役となり、関連取引を行って利益を挙げることは重大な義務違反であり、懲戒解雇は相当であって、賞与の不支給も不当とはいえないとされた事例(平成3.4.8 東京地裁判決 Tメディカルサービス事件)判決の要点原告労働者の懲戒解雇事由と懲戒解雇の有効性原告は、被告会社の経理部長...

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懲戒停職処分に該当した場合、賞与を不支給としても差し支えないのか?

公団職員の建設工事を批判する新聞紙上への投書行為に対して、名誉毀損・職場秩享紊乱を理由に懲戒停職3ヶ月の処分とし、年末特別手当を不支給としたことが相当とされた事例(平成9.5.22 東京地裁判決 CD公団事件)判決の要点事件の概要原告は、被告公団職員として在職中、神奈川県知事が計画決定し、被告公団が...

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重大な背信行為により懲戒事由に該当する場合、賞与を不支給としても差し支えないのか...

病院との係争中に、病院を誹膀するビラを周辺住民宅に配布した行為は、病院の信用を害し、経営に悪影響を与え、懲戒事由にも当たり、当期分の賞与の不支給は理由があるとされた事例(平成11.10.29 大阪地裁判決 K会Y病院事件)判決の要点病院を誹膀するビラの配付行為1.平成9年7月14日、原告の地位を保全...

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