労働判例〜賃金や賞与、退職金

賃金債権に対する貸付金等による相殺

ここでは賃金債権に対する貸付金や立替金等などによる相殺に関する判例を紹介しています。
ケースとして、住宅融資の残債務と退職金との相殺や長期間立て替えた社会保険料等との相殺などです。

賃金債権に対する貸付金等による相殺

住宅融資残額(返還請求権)による退職金の55%を超える相殺は有効と認められるのか...

相殺同意が完全な自由意思によるものと認めるに足りる合理的理由が客観的に存在し、本件相殺により経済生活を脅かさず、民事執行法の制限条項の適用もないから、本件相殺は有効とされた事例(昭和59.10.31 大阪地裁判決 D工業事件)判決の要点当該従業員Nの破産に伴う破産管財人による本件退職金請求当該従業員...

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長期間立替えた社会保険料・所得税・地方税による退職金との相殺は有効と認められるの...

当該控除種目は、法令上のみならず就業規則上にも控除の根拠を有し、控除額も法令上明確であり、控除されることがあらかじめ認識されていたから、退職金債権との相殺は有効とされた事例(平成6.7.25 東京地裁判決 医療法人社団J会事件)判決の要点社会保険料、所得税及び地方税の立替え納付1.証拠によると、原告...

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貸付金を給与から控除できるのか?また、賞与見込額を貸付金として供与し、賞与支給日...

貸付金の月例給与からの控除は、賃金全額払いの原則に反し許されないが、賞与見込額を前貸ししてその支給日に精算することは、調整的相殺として、相殺禁止の例外として許容されるとされた事例(平成9.5.30 大阪地裁判決 A交通事件)判決の要点賞与見込額の貸付制度の内容と本件の概要1.被告会社には、希望する乗...

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